激安中古車は本当にお買い得か?

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とにかく安く車が欲しい!

中古車を購入される方の中には、とにかく安さを追求される方がいます。
サポートや保証なんて無用、目先の出費が安い事が最優先です。
物は考え方ですから、決して悪い話ではありません。

中古車は基本リスクのある買物です。
100万円の車がダメなれば100万円損した事になりますが、50万円の車なら損失は50万円です。

安い車を求める事は言い換えるとリスクそのものを小さくする行為と言えます。

そういう需要を満たすお店が多いのも事実です。
町外れにある一件だけある中古車屋さんのプライスタグが見事に30万円台が中心だったりします。

激安中古車

激安には激安の理由がある

  • 年式が古い(10年以上前)
  • 走行距離が多い(10万キロ以上)
  • 事故歴、修復歴がある
  • 程度が悪い(傷、汚れが酷い)

50万円を大きく下回る価格で売られている激安中古車にはそれなりの理由があります。

安い車は需要が少ない、欲しい人が少ないため、安い価格がついています。
新車価格がいくらだったとかは関係がありません。

人の価値観はそれぞれです。
自動車というものにある程度品質を求める人もいれば、足として割り切る考え方も間違ってはいません。

資産として考えた場合

資産的に考えると150万円の中古車を3年乗って30万円で売却する場合、年間にかかる費用は約40万円です。3年間の有償保証(年間2万円)をつけて購入すると42万円くらいの計算になります。

38万円の車が1年で壊れて廃車になっても年間の費用は38万円となります
両者の大きな差はありません。

しかし、保証付きの中古車は三年間は使い続けられます。
38万円の中古車は1年持つ保証がありません。
半年持たずに壊れてしまう可能性もあります。

自動車の購入には手続きも多く諸経費も大きな負担になります。
安い車を頻繁に買い替えるという行為は資産として考えた場合あまり賢明な選択とは言えません。

しかし38万円の中古車が一年以上使えた場合、資産的にはとても優れた買物をした事になります。

現実的に激安車はどうなのか?

10年前の車だとしても21世紀以降に作られた車です。
国産車であれば、品質は成熟域に達しています。

走行距離も国産車ならコンパクトカーでも13〜15万キロは走ってしまう品質を持っています。よほど距離を乗られる方でなければ数年は使用できる計算になります。

もちろん、古い車、距離を走った車、事故をした車は故障リスクが高くなりますが、最悪、失うのは車両価格(+諸費用)と割り切って購入出来る方にとっては悪い買物ではないと言えます。

しかし個人的には何時壊れるか解らないとハラハラしながら使うより、保証をつけて安心して長く乗れる車を購入する事をおススメします。

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