走行距離と年式どちらを優先して車を選ぶべき?
中古車選びで迷うのは、欲しい車が2台以上あった時に何を基準に選ぶかです。
- 年式?
- 走行距離?
- 車検残?
- 純正装備?
色々とあると思いますが、中心になるのは年式と走行距離でしょう。
年式が高い車
年式が高い=新しい車という意味になります。
同じ車でも年式が違うとマイナーチェンジを受けている場合があります。
デザイン変更以外にも車体やエンジンにまで改良が及んでいる場合があります。
この差は大きいと言えるでしょう。
特に高年式(初年度登録から3年以内)のモデルだと新車保証や車検残も残っていたりしますので大きな利点となります。
また手放す時も年式が高い方が高く売れる可能性があります。
走行距離の少ない車
中古車選びでもう一つの大切な要素が走行距離です。
車の寿命は走行距離を基準に考えます。
走行距離が少ない=残り寿命が長いを意味します。
またメンテナンスも走行距離をベースに考えますので
走行距離が少ない方がメンテナンス時期が遠いと言えます。
走行距離の多い少ない基準は1万キロ/年です。
年間1万キロ以上走行していると、走行距離が多いと判断されます。
一方、極端に走行距離の少ない車を過小走行車として敬遠すべきという考え方もあります。
自動車はある程度使っている方が状態が良いと考えられるからです。
極端に少ない場合は前オーナーの使い方や整備状況にも気を配るようにしましょう。
例えば試乗車や展示車として使われていた車などは3年で1万キロに満たない場合もあります。
いわゆる過小走行車ですが、試乗用として使われているのですから整備は行き届いていると考えられます。
ライフスタイルで判断
この問題に正解はなく、年式と走行距離はバランスで選ぶべきでしょう。
もう一つの判断基準はライフスタイルです。
例えば車を購入したら、長く乗るタイプの方ですと走行距離の少ない車を選ぶ方が残り寿命が長いのでおススメです。
3年間隔くらいで乗り換えるタイプの方ですと年式を優先した方が乗換時に有利でしょう。
個人的には前者で長く乗るタイプです。走行距離を一番重視します。
年式が違っても同じエンジンなら気にしません。
ただマイナーチェンジを受けていて低燃費エンジンが乗っている場合は新しいエンジンを採ります。長く乗るので燃費が良いのに越した事はありませんから。