初めて車を買う。新車と中古車どっちがいい?
初めて自動車を買う。
最初の一台は新車がいいのか?中古車がいいのか?
車好きなら会話が盛り上がるテーマです。
新車には新車の、中古車には中古車のいいところがあります。
もちろん予算が許すなら新車がいいのは言うまでもありません。
但し、経済的になるべく安く済ませたいなら中古車がお勧めです。
その理由をお話しましょう。
値段が安い
同じ車を新車と中古車で比較すると中古車が安いのが当たり前ですね。
実は安いのは車両本体価格だけではないのです。
新車は車両本体価格だけではなく、快適に乗るためのオプションを別途注文しないといけません。ETC、カーナビ、スマートキーなどは今や必需品ですが、ほとんどの場合がオプション設定です。フロアマットもカタログを見ると数万円するケースも。
新車の場合、車両本体価格以外にも数十万円かかることが珍しくありません。
中古車は現在装着されているものは車両本体価格に含まれます。
欲しいオプションが搭載されている車に出会えればとてもお得です。
現在の日本では新車であろうと中古車であろうと消費税がかかります。
「購入価格の差額 × 8%」は大きな差になるのは言うまでもありません。
エコカー減税や低金利ローンなど新車でしか得られない経済的メリットは多くありますが、それでも中古車の経済性が高いのは間違いありません。
維持費が安い
新車だろうと中古車だろうと同じ車種なら維持費は同じでしょ?
そう思うかもしれませんが、実はそうでもありません。
確かに同じ車種なら、駐車場代、燃費は同じですが、自動車の維持費で大きな負担になるのが自動車保険(任意保険)です。自動車保険は新車と中古車で大きく差がでることがあります。
自動車保険は対人賠償(相手のケガ)、対物賠償(相手の車や建物などの物の修理)、人身傷害(自分や同乗者のケガ)、車両保険(自分の自動車の修理代)で構成されています。
この中で保険料に差が出るのが車両保険です。
車両保険は「保障する額」で保険料が変わります。
つまり値段の高い車ほど保険料が高いということになります。
同じ車種でも新車と中古車で自動車保険が万単位で違うということが起こり得るのです。
特にこれから保険に入ろうとする方は保険料の割引もほとんどないため大きな負担になりやすいのです。
おススメの中古車とは?
経済的な面でいうとやはり中古車がお勧めです。
- 同じ予算で上位車種。上位グレードが買えます。購入後の満足度も高いでしょう。
- 同じ車種ならより低予算で購入が可能
- 同じ車種なら自動車保険も節約可能
但し、中古車ならどんな中古車でもいいというわけではありません。
年式の古い車(低年式車)や走行距離の多い車(多走車)ではなく新車登録から3年前後、走行距離も3万キロ~5万キロの車、高年式、低走行の車がお勧めです。
年式が新しければ、新車保証を引き継げる場合があります。
残り期間は短くなりますが、メーカーの保証があると安心です。
*メーカー保証の継承が必要です。
走行距離が少ないということは、消耗品の交換がすぐすぐ必要ということもありません。
中古車としては少し高めになるかもしれませんが、初めての車には「安心」も必要だと思いますよ。
関連記事:新車と中古車どっちが得?