中古車と車検のタイミングとは?
新車と中古車の違いの一つに車検の時期があります。
新車の場合は初回の車検が購入時(登録時)から3年目、以降は2年ごとにやってきます。
購入した月が点検や車検の基準になるので覚え易いと言えます。
一方、中古車の場合は車検残がある状態だと購入月と車検月が異なります。
また6ヶ月点検や12ヶ月点検は購入月が基準になるので車検とタイミングがずれることになります。
車検切れで公道を走ると重いペナルティがあります。
ついうっかりでは許されません。
車検が残っている状態で車を買ったら、点検と車検の時期をしっかり管理して余裕をもって車検を通すようにしてください。
車検ステッカーの落とし穴
車検に合格するとフロントガラスに車検の有効期限を記したシールを貼り付けることが義務付けられています。このシールを正式には検査標章と言います。
しかしこ検査標章の表面に書かれているのは次回車検の年と月だけです。
例えば平成30年4月25日が車検の有効期限だとしても、検査標章の表面平成30年4月と書かれているだけです。裏面には日にちまで書かれていますが、小さい文字なので普段目にすることは少ないでしょう。
実際にうっかり月末だと思い込んで車検の有効期限を過ぎてしまうというトラブルは少なくありません。
ご自身の車の車検有効期限が何年何月何日なのかを知っておいてください。
車検に関するペナルティ
車検が切れた状態で道路を走らせると重いペナルティが待っています。
くれぐれもご注意ください。
車検の有効期限が切れた状態で道路を走らせた場合 | 無車検車運行(道路運送車両法違反) |
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自賠責保険が切れている車を公道で走らせた場合 | 自動車損害賠償保障法違反 |
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車検の有効期限も自賠責保険も切れた車を公道で走らせた場合 | 道路運送車両法違反及び自動車損害賠償保障法違反 |
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