メンテナンスパックとは?
新車ではかなり浸透してきたメンテナンスパック。
メンテナンスパックとは自動車に必要なメンテナンス、オイル交換や法定点検をまとめて購入するというもの。
ユーザー側のメリットはメンテナンスの費用を先払いすることで、その都度にメンテナンス費用を工面しなくて良くなりますし、個別に支払うより割引が効くという事。先払いしてしまっているので、オイル交換や定期点検を欠かさず受ける事になる事も上げられるでしょう。
加入条件は新車購入時、もしくは無料1ヶ月点検までとされているメーカーが多いようです。
中古車のメンテナンスパックとは?
大手中古車チェーン「ガリバー」と「ビッグモーター(ハナテン)」では中古車を対象したメンテナンスパックを中古車とセットで販売しています。
新車同様、オイル交換などの消耗品の交換、法定点検などが含まれます。
新車のメンテナンスパック同様に個々に受けるよりディスカウントされますので、ユーザー側のメリットは大きくなります。
また、メンテナンスパックを提供するため、ガリバーやビッグモーターでは店舗と隣接した整備工場を備える店が増えています。
車を売ったら終わりのビジネスから、メンテナンスを通じて、売った車両の面倒を見るというビジネスに変わって来ているとも言えます。
中古車は多かれ少なかれリスクのある買物です。
購入店と関係を続ける事は、プラスになる事あってもマイナスにはならないでしょう。
メンテナンスパックは任意購入です
新車でも中古車でも言える事ですが、メンテナンスパックは任意購入です。
決して必ず加入しなければならない物ではありません。
ご自身で利用されている整備工場等がある場合、ご自身で整備が出来る方は購入を見送る事も可能です。
特にローンで購入される方はメンテナンス費用をローンに組み入れる事で金利負担も増えます。
ローンの金利が高い場合はメンテナンスパックでの割引分が金利で飛んでしまうと言う事もあり得ます。
しっかり計算して賢く利用して下さい。