ガソリンスタンドの無料点検はセールスへの入口
普段はセルフスタンドを利用するので気にしてはいませんが、たまに有人のガソリンスタンドを利用すると「無料点検やってます、ボンネット開けて下さい」と声をかけられる事があります。きっとご経験があるでしょう。
管理人は
「リース車なのでメンテナンスついています。ありがとう。」
「メンテナンスパックに入っています。定期点検受けているので大丈夫です。」
と適当な理由をつけてやんわり点検そのものをお断りしています。
ガソリンスタンドは何も親切で無料点検を申し出ている訳ではありません。
試供品や無料サンプルと同じ、セールスの入口なのです。
ボンネットを開けたら
「オイル汚れていますね。すぐに交換出来ますよ」
「オイルを長持ちさせる添加剤がありますよ」
「バッテリーが弱ってますね。上がると大変なので交換しませんか?」
と一生懸命セールスが始まります。
売り込みをお断りするのはこちらもパワーが必要です。
ボンネットを開けてしまうと売り込みの数だけお断りしないといけません。
ならば最初にボンネットを開ける事を断れば一回で済むのです。
ガソリンスタンドは整備工場ではない
管理人は緊急時を除き、ガソリンスタンドでメンテナンスを受けません。
理由は二つです。
技術力と価格です。
技術力
ガソリンスタンドによっては、整備士資格をもったスタッフがいる場合もありますが、そうでないスタンドも沢山あります。
どうせお金を払って整備を受けるなら整備工場やディーラーで受ければ良い話です。
よく知ったガソリンスタンドで資格や技術を持った人が作業してくれるという保証がなければ頼むべきではありません。
たとえば整備後トラブルがあった場合、ガソリンスタンドが責任を取ってくれるでしょうか?
価格
ガソリンスタンドの整備料金は相場より高めです。
整備工場より高いケースも珍しくありません。
オイル交換もバッテリーもタイヤも量販店に持ち込んだ方が安く上がります。
今すぐ交換する必要のない物を高い費用でメンテナスするのは賢いとは言えません。
ガソリンスタンドで整備をお願いするのは緊急時のみ
決してガソリンスタンドで整備を受ける事そのものを否定している訳ではありません。
パンクした、バッテリーが上がったなど困った時の応急措置にガソリンスタンドを頼りにすることは正しい選択です。だから価格が高い事も当然です。
ただ、日常のメンテナンスをガソリンスタンドで受ける必要はありません。
ましてや無料点検でオイル交換を売り込まれるのは違うと考えるのです。
追記:
整備工場やディーラーが最寄りにない地方や地域では、ガソリンスタンドが整備工場を兼ねて居る場合が多くあります。特に雪が降る地方ではガソリンスタンドのタイヤ交換はありがたいサービスです。そういったものまで否定する意図はありません。