イモビライザーキーは無くすと高くつく？今時の鍵事情
中古車を購入する場合、スペアキーの有無も確認しておきたいポイント。
流行のスマートキーはスペアを作るのに予想以上に高くつきます。
盗難防止装置イモビライザーがその原因。
イモビライザーとは？鍵に埋め込まれたチップと車本体のセンサーを照合させる仕組み。
つまり専用のキー以外ではエンジンの始動ができません。
導入当時は高級車限定の機能であったイモビライザーも現在ではコンパクトカーや軽自動車にも普及。ついてて当たり前といっても良いでしょう。
実際にスマートキーのスペアを作るには、ディーラーで2万〜3万円が相場。
これは単に鍵を複製するだけでなく、電子キーを照合させる必要があるため。
中古車の場合、面倒なのが正規の持ち主かどうかの確認作業が入ります。
イモビライザーは盗難防止装置です。当然ながら、所有者でなければスペアは作ってもらえません。ディーラーのデータベースには前の持ち主が登録されているため、車検証や本人確認など所有者が変わった事が証明しなければならないのです。
*年式の新しい車は保証の継承を行い、所有者を更新しておくとスムーズです。
中古車を購入する前に、スマートキー又はイモビライザー搭載車かどうか、鍵は二個あるかを確認しておく事をおススメします。
補足：イモビライザー対応キーを制作してくれる鍵屋さんも存在しますが、あらゆるイモビライザーキーに対応できるわけではないようです。
