中古輸入車
中古車で購入出来るのは国産車だけではありません。
今や世界各国の輸入車が中古車市場に並んでいます。
輸入車には正規ディーラーを経由した車(正規車、ディーラー車)、並行輸入された車(平行輸入車)があります。
日本の中古車市場に並ぶのは、正規ディーラーで販売された新車が中古車市場に流れたもの、平行輸入された新車が中古車になった物が主です。
言い換えると国内で中古車になった物がほとんどです。
中古車そのものを輸入されてくることは珍しいと言えます。
輸入車が中古車になった場合、新車からの値落ちが大きいため、お買い得感が高いと言えます。
一方、国産車に比べて故障リスクが高い事、壊れた時の修理費用が高額になる事も覚えておいた方がいいでしょう。
認定中古車
正規ディーラー(代理店)で取り扱う中古車が認定中古車と呼ばれます。
少々値段は張りますが、サポートがついていて安心です。
認定中古車の多くは半年(5,000km以内)の基本保証がついています。
また有償にはなりますが、最大二年間(2万キロ)保証がつくディーラーもあります。
上記のお値打ち感は少なくなりますが、安心して乗れるメリットがあります。
平行輸入車
平行輸入車とは、正規ディーラー(正規代理店)を通さずに日本に入ってきた車を意味します。
特徴としては
- 値段が安い
- 正規ディーラーが扱っていないような車も入手可能
- 日本仕様ではない
等があります。
平行輸入されていても基本的に中身は同じ物です。
但し、中古車になった場合もディーラー車より平行輸入車の方が値段が安くなります。
理由はサポートにあります。
平行輸入車を購入し、故障やトラブルに見舞われた時、
正規ディーラーに持ち込んでも「取り扱い車種」ではないと修理を断られる確率が高いのです。
もちろん商売上の理由もありますが、日本で正規販売している車種向けにしか部品が調達出来ないという理由もあるようです。
平行輸入車を検討されている方は、メンテナンス出来る整備工場などの目星をつけてから購入される事をおススメします。