中古車店で事故車を見分けるには?
誰だって高いよりは安い方がいいに決まっています。でもいくら安くても修復歴がある「事故車」は絶対に避けたいというのが本音でしょう。
現在では、修復歴のある車は「修復歴あり」と表示しなければならない決まりになっていますので、知らずに修復歴ありの事故車を買ってしまう事は少ないと言えます。
しかしながら、修復歴車を「修復歴アリ」と表示せずに売る業者が全く無い訳ではありません。誤って「修復歴車」をつかまされないように私たち中古車ユーザーもある程度の知識を持っておいて損はありません。
修復歴車でも正しく修理されて値段相応になっていればお得な場合もあります。
やってみると難しい?中古車のチェックポイント
中古車をチェックするポイントは決して難しいものではありません。
- ボディのチリと呼ばれる「ボディとボティの隙間」が均一化どうかチェックをする
- ボンネットを開けて、フェンダーやボンネットフードを固定しているボルト頭の塗装が剥げてないか、塗り直した後がないかチェックする
こういったチェック項目は古くから言われていますし、ノウハウもインターネットを検索すれば沢山出て来ます。
しかしながら手法は解っていても、実際に車を目にすると「やっぱり解らない」「判断がつかない」というのが現実ではないでしょうか?
実はそれは当然です。何もあなたが間違っているわけではないのです。
車に詳しい、詳しく無いは関係ありません。出来なくても無理はないのです。
なぜ、中古車のチェックが難しいのか?
中古車のチェックは何も特別に難しい事ではありません。
特別な道具が必要でもありません。
自動車の査定をする人は専門職ですが、必ずしも理系の大学を卒業していなければいけないという事もありません。
しかしながら、私たちがいきなり中古車店に行って出来る事ではありません。
なぜなら私たちには経験が足りないのです。言い換えると見ている車の数が少ないのです。
たとえば、ボディとボディの隙間が均等かどうかをチェックしなさいと言われても目の前の1台だけ見ていてもこんなものかなぁと思ってしまいます。
修復歴やトラブルに気がつくには同じ車種を何台も見て比較するという経験が重要なのです。
一定の台数を見て経験を積むことで「あれ、なんか違う」と気がつくようになるものです。
仕事で車を査定する人や中古車を買い付けする人は何台も何台も繰り返し見ているから、ちょっとした違和感に気がつくのです。
私たち自動車ユーザーの多くは気に入った車一台しか見ません。
そのため、「なんか違う」に気がつかないのです。
中古車チェックで大切な事は?
もちろん、私たちは専門家ではありませんし、車を見て歩くにも限界があります。
ではどうすればいいのでしょうか?
気に入った車を見つけたら、同じ車種で比べるという方法が有効です。
車種にもよりますが、人気のある車なら中古車展示場にもう一台くらい同じ車があるものです。1台だけ見て決めるより2台を見て比べる方が「なんか違う」に気付く確率は飛躍的に上がります。
同じモデルであれば年式やグレード、色が違っても構いません。工場では全く同じ工程で作られますが、修理の方法や技術は修理工場で異なるため、比べる事で違和感は見つけやすくなります。
台数の少ないレアな車の場合は、同じ展示場で比較するのが難しくなりますので、複数の展示場を見て歩くしかありません。
大変そうだなと思われるかもしれませんが、なにもあらゆる車に詳しくなる必要はないのです。自分の欲しい車種だけに詳しくなれば良いのです。
自信がないなら信頼出来るお店で買う事
やっぱり自信がないという場合は信頼出来るお店で買う事をお勧めします。
関連記事:信頼できる中古車店の探し方
大手中古車店を利用するのも一つの方法です。
大手中古車店の多くは「修復歴車無し」と謳っています。
特にテレビやラジオでCMをしている業者、一部上場している業者さんは今の時代「悪評」が命取りになりますので、修復歴を偽って売るということはまずありません。
お近くに大手中古車店が無い、または欲しい車が見つからない場合はインターネットの「中古車無料お探しサービス」を利用する方法もあります。
中古車無料お探しサービスは、大手中古車店のバックアップによりあなたのリクエストを元に中古車市場とまだ中古車市場に登録されていない未登録車から、希望の一台を探してくれるサービスです。
このサービスでは「修復歴車無し」が保証されています。
サービスそのものは無料ですし、気に入らなければ断っても構いませんので、車探しを始めたら併用することをおススメします。
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