契約後に探していた車が購入したお店で見つかった
中古車というのは一点物です。同じ車種や色でも同じコンディションの車は一台もありません。
しかもいつどんな車が中古市場に出るかは解りません。
中古車は出会いもの
と言われる所以です。
あちこち探して、やっと探し出した一台。
契約後、手続きの種類を持ってお店訪れると欲しかった色でもっとコンディションの良い車が展示してある。
しかも値段はほぼ同額。
嘘みたいな話ですがあるんです。こんな事って。
出来たらこっちがいいな。まだ納車も済んでないし。
でも基本的に売買契約が終っている自動車を別の自動車と入れ替えてもらうことは出来ません。
理由はいくつかあるのです。
契約が終った段階で売買が成立している
納車はまだでも、売買契約が成立した時点でお店はあなたに車売らなければなりませんし、あなたはその車を買わなければなりません。自動車資産であるため、登録が必要です。同じ車種であっても、同じ値段であっても別の車なのです。
ローンの審査にも車体番号など自動車固有の情報が関係している
中古車ローンの審査はあなたという個人がその固有の自動車を購入する事で成立しています。
車が変わるということはローンの審査をやり直す事になります。
お店は納車のための準備を始めている
売買契約を結んだ後、お店は納車のために必要な整備。手続きの代行など契約を履行するための仕事をしています。車が変わるということは全ての作業をやり直す事になります。
どうしても欲しい場合の交渉方法
しかし全く方法がない訳ではありません。
以下の手続きを踏めば、交換に応じてくれる可能性があります。
キャンセル料、違約金を支払、現在の自動車の売買契約を破棄してもらう
購入した自動車の売買契約を一旦破棄してもらう交渉をしましょう。
もちろん、手付金をあきらめたり、キャンセル料や違約金の支払など経済的にペナルティが発生することを覚悟しましょう。
一旦購入→売却 新規に購入
その車を一旦購入し、すぐに売却します。
その上で新しく入荷した車を新規に購入する方法です。
要するに両方買って、一台は売ってしまうという方法です。
但し、車は購入価格より安くなります。
諸費用なども無駄になります。
ローンで購入している場合は一旦精算が必要です。
かなり無茶な方法ですし、損失も大きいのですがこの方法だと契約違反になりません。
例外もある
例外的にお店側が手続きを全く進めておらず、書類上だけ契約のままの場合だと受け入れてもらえる場合もあるかもしれません。
また、交換したい車が、契約した車より値段が遥かに高いなど、お店側にも利益がある場合は話は可能性が高くなります。
どちらにしてもスピードとタイミングが大きく影響します。
相談するなら一刻も早い方が良いのは言うまでもありません。
まとめ
一旦契約した車を別に車に変えるというのは相当ハードルが高いです。
そういう縁だったと考えて、契約した車を大切に乗りましょう。
それも決して悪い選択ではありませんよ。
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車種、グレード、色….遠慮なくリクエスト出来ます。
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