整備士ネットワークの中古車 個人売買斡旋サービス Ancar
2015年5月からサービス開始がアナウンスされている新しい中古車売買システム Ancar.
Ancarは中古車売買は二つの大きな問題を指摘。
経費がかかりすぎる
買取、下取から販売まで多くの業者を通るため、中間マージン、消費税、手数料が加算されます。
結果的に売る人は安く、買う人は高く買わざるを得なくなってしまっています。
充分な整備がされていない
中古車として流通している車の90%が整備士による整備を受けていないと指摘。
車を売りたい人と買いたい人を整備士がつなぐサービス Ancar
これまでのユーザーから車を買取、利益を乗せて新しいユーザーに販売するという商売です。
Ancarでは売りたい人と買いたい人を直接つなぎ、査定、整備、登録代行、納車といったサービスで利益を得るスタイルです。
これにより
- 売りたい人はより高く
- 買いたい人はより安く
- 余計な中間マージンを省き浮いたコストで整備を充実させる
が実現されます。
理想的なサービス、普及に期待
整備士さん主導の個人売買斡旋サービスと考えると解りやすいでしょう。
実際、自動車大国アメリカでは中古車店を通さずに個人売買するケースも少なくありません。
車を売りたいと新聞広告を出して買手を募集するなんて事も珍しくないのです。
日本では個人売買はトラブルの元といった風潮がありますが、こうやって環境が整って来ると個人売買も広がるかもしれません。
管理人的には理想的なサービスだと感じています。
全国的に普及して多くの人が恩恵を受けられると中古車流通の常識が変わるかもしれません。