買取査定時にぜひ覚えておきたい「二重査定対策」とは?
車を買い換える時、車は下取りに出さすに買取査定に出すという方が増えています。
管理人も毎回、一括買取査定に依頼し、複数の買取業者に車を査定してもらっています。
何社かに査定してもらい一番良い条件の所にお願いするというのが基本です。
しかし査定額を聞く時に一緒に確認して欲しい事があります。
それは、二重査定の対策です。
二重査定とは?
二重査定とは、買取契約が成立、引き渡しが終った後で「査定時には解らなかった故障箇所が発覚しました」「修復歴が発覚しました」などと理由をつけて査定額を引き下げる行為です。
また査定ダウンに納得いかない場合は買取を拒否されあげくの果てにキャンセル料を請求されるなど消費者側からすれば悪質以外何ものでもありません。
二重査定対策はどうすればいい?
マイナス要因も査定時にしっかり説明する
二重査定対策として消費者がすべきことは、話すべき事は話すという事です。
事故や傷など解っている事は全て査定員さんに伝えましょう。
マイナス要因は出来るだけ言いたくないのが売る側の心理ですが、その場はやり過ごしても後で査定額を減額されたら意味がありません。
中古車で購入された車なら、それも伝えましょう。
「〇〇年に、走行〇〇kmで購入しました。購入以前の事は解りかねるのでしっかりと査定して下さい。」と伝えればOKです。
二重査定について質問をしましょう
その業者の査定額が納得出来る数字なら、査定後の減額の可能性について確認することをお忘れなく!
「買取契約後、買取費用はいつ支払われますか?、査定額より減額される可能性はありますか?減額されるならキャンセルするかもしれませんがその場合キャンセル料などありますか?」
口頭だけでなく、買取契約書のチェックもお忘れなく!
*査定額が期待以下なら聞く必要はありません。その相手には売らないのですから。
二重査定対策は「業者選び」が基本です。
もしもそういう可能性があるなら、その業者と取引するのはおススメではありません。
少々査定額が高くても後で減額されたら元も子もありません。
契約書に、キャンセル料が掲載されている事は珍しくありませんが、実費以上の高額なキャンセル料が載っているなら要注意です。
もしも二重査定に会ってしまったら!
売り主が自動車の不具合を知りながら、申告せずに売ってしまうと買った自動車買取業者が不当に損をします。これは許される事ではありません。
しかしながら、売り主も知らなかった隠れた不具合については責任はありません。
これを売り主の瑕疵担保責任と言います。
売り主が正しく申告して買い主が査定した金額で売買した場合は瑕疵担保責任は問われません。買い主はプロの買取業者です。査定しているのも資格をもった専門家を派遣しているはずです。査定額に責任が生じます。
基本的に買取査定後の減額(二重査定)に応じる必要はありません。
しかしながら車を引き渡してしまうと相手が車とお金を両方押さえている状況になりますから私たち消費者側が不利な状況です。キャンセルが成立して車が返してもらえるまでずっとトラブルを引きずります。
こういった場合は当事者だけでなく、消費者センターなど第三者を交えて交渉することをおススメします。業者が中古車販売連盟などに加盟している場合は中古車販売連盟に相談することも有効です。
二重査定に会わないためには!
二重査定を避けるためには、業者を選ぶ事がもっとも重要です。
このブログでは「かんたん車査定ガイド」などの一括買取査定サイトの利用をすすめています。
一括買取査定サイトを利用することで概算額がすぐ解る、複数の業者さんに一度で査定依頼が出来るなどのメリットの他に、大手の優良な業者さんとだけ取引出来るというメリットがあります。
一括買取査定サイトは私たち利用者から不満の声が上がると信頼が無くなりビジネスが出来なくなるため、一定の基準をクリアした優良な買取業者さんしか登録されていません。
大手の買取業者さんにとっては、信頼が命です。顧客とトラブルになる行為は行いません。
二重査定で多少利益を上げても悪評が立ったり信用が無くなると広告宣伝費が無駄になる、一括買取査定サイトから除名されるなどデメリットの方が多いのです。
査定時に事故歴や修理歴などを正しく申告さえすれば、二重査定を恐れる事はありません。
管理人も乗り換える度に利用していますが、こられる業者さんはとても良心的ですし、こういった被害にあった事もありません。