高年式中古車とは?
新車登録からあまり年数が経っていない中古車は「年式の高い」「高年式」と呼ばれます。
明確な基準はありませんが、新車登録から1年又は2年程度、長くても初回の車検を受けていない車と考えて良いでしょう。
高年式の中古車は激安であることは少ないのですが、お買い得な価格設定になっている事が一般的です。
ライバルは新車?
自動車の価値がもっとも大きく落ちるポイントは、登録初年度です。
例えば200万円の車が5年で50万円まで価値が下がるとします。
毎年、30万円づつ下がるのではありません。
初年度が50万、2年目以降が30万づつ….と最初に大きく下がるのです。
理由は新車との比較です。
新車であれば、色やグレード、メーカーオプションまで自由自在に選ぶ事が出来ます。
どれだけ年式が高くても中古車にはその選択がありません。
高年式の中古車を求めるユーザーさんは、常に新車との比較をします。
あまり値段が変わらなければ新車を選択するのが自然です。
中古車は需要と供給で値段が決まります。
高年式中古車は新車もライバルになるのです。
そのため、お買い得な価格設定になるのです。
高年式中古車のメリット
高年式中古車を選ぶ最大のメリットは性能です。
新車登録から1年、2年であれば、最新型モデルである可能性も多いにあります。
最新型ですとエコカーブームの恩恵を受け燃費性能も上がっています。
高年式の場合、メーカー保証が残っている事も期待出来ます。
*メーカー保証の継承をする必要があります。
前オーナーが乗っていた期間が短いので、走行距離が少ない事も期待出来ます。
走行距離が少ないということはそれだけ車の寿命が長く残っているという事です。
消耗部品も少なくメンテナンスコストも安く済むと言えます。