消耗品の交換サイクルを知っていますか?
- 車検のついでにATFも交換しておきましょう。
- 点検のついでにエアクリーナーエレメントを交換しておきましょう。
点検や車検などでメンテナンスに出すと「ついでに〇〇」と言われる事があります。
整備工場で言われるままメンテナンスをし、「なんだか高くついちゃったなぁ」等とモヤモヤした気分になった経験がある方も多いのでは?
整備工場としてはメンテナンス項目が増えると売上があがるため積極的に勧めて来ます。
良心的なところだと、「このお客さんは次の車検だと〇〇の交換時期を過ぎるので、今回の車検で交換をおススメしよう」といった先々のスケジュールまで読んでアドバイスしてくれたりします。
もちろん、消耗品を早めに交換するのは良い事ですが、度が過ぎるのも考えものです。
やはり車を所有する以上、基本的なメンテナンス項目と交換時期をオーナーが知っておく事は大切です。
消耗品の交換サイクル
大切な愛車のメンテナンスについて最低でも下の項目くらいはオーナー自ら管理してあげたいものです。
下記は主要自動車メーカーが推奨する一般的な目安なので、自動車メーカーで多少は差がある場合もあります。お乗りの車のメーカーのウェブサイトで確認してみて下さい。
オイル類
- エンジンオイル 5,000km、または6ヶ月毎。
- オイルフィルター オイル交換二回に一回。(ディーゼル車、ターボ車はオイル交換毎)
エンジン関係
- LCC(冷却水) 車検毎(超寿命タイプは新車から7年又は160,000km)
- エアクリーナーエレメント 30,000km毎。(ディーゼル車、ターボ車は20,000km毎)
- ATF 40,000km毎
- スパークプラグ 20,000km毎
車体関係
- ブレーキオイル 車検毎
- バッテリー 2年毎
中古車を購入したら
中古車の場合は、購入時の走行距離から判断しますが、前オーナーのメンテナンス頻度も解りませんので、オイル類やエレメント、スパークプラグなどは購入時に交換してしまった方が良いでしょう。特に購入時の走行距離が2万キロを越えているなら、交換してしまいましょう。
そこからご自身で走行距離や消耗度合いを管理すると安心です。