車両本体価格ではなく支払総額で比較
中古車店で中古車を見て歩く時、インターネットの中古車サイトを検索している時、どうしても車両本体価格(車両価格)に目が行くと思いますが、お店毎に手数料が異なるため、いざ契約になった時にこんなはずでは?という事になります。
中古車は手数料ビジネスです。
中古車販売店にとって車両本体価格から出る利益以外に、手数料から出る利益も重要な収入源です。
車庫証明などの代行手数料、整備費用、登録費用などお店毎にマチマチです。
車両本体価格を高めにつけて、手数料を割安にしているお店もあれば、車両本体価格を安く設定して手数料で稼ぐお店もあります。
その価格設定は各中古車販売店の自由なのです。
気に入らなければ買わなければいいだけの話です。
お店にしても、利益を削ってまで売らなければいけない理由はありません。
あっちのお店は手数料がいくらだったから、値引きしてもらえませんか?
といった競合は基本的に通用しないと思った方が良いでしょう。
インターネットの中古車サイトでは車両本体価格に加えて、総額表示をするサイトが増えています。
中古車販売店でも価格ボードに総額を表示するお店もよく見かけます。
中古車を比較する時は総額をチェック
と覚えておきましょう。
ローン金利もチェック
ローンで購入を予定されている場合は、ローン金利もチェックしておいてください。
中古車販売店のローン金利は手数料と同じくお店毎に違います。
同じ信販会社を使っていても金利には差があると思っておいて良いでしょう。
「ローンで購入も検討しています。金利を教えて下さい。」と伝えれば教えてもらえます。
100万円と5年(60回)で払うと考えた時、5%だと金利手数料は132,300円、8.5%だと231,000円と金利差だけで98,700円にもなります。比較する時はローン金利の確認も忘れずに。
見積書をもらう時にチェックしておきたい事
中古車は基本値引きが無いものと思った方が良いでしょう。
ただし、交渉の余地がある項目があります。
管理人の経験では「車庫証明」と「下取り手数料」です。
車庫証明
正しくは「車庫証明代行費用」です。
車庫証明は申請と発行に二回、所轄の警察署に出向く必要がありますが手続きそのものは簡単です。個人でも簡単に取得出来ますので最近は個人で手続きされる方も増えています。
「車庫証明の手数料は自分でやるのでカットして下さい」とお願いすると承諾されるケースが多いです。
そもそも代行費用ですから、本人が手続きしても何の問題もないのでしょう。
下取り手数料
そもそも下取り車がなければ発生しない費用ですが、見積書に何故か項目があって最初から数字が入っている事がよくあります。
見積をもらう段階で、今乗っている車は買取に出す予定ですからと伝えておくと良いでしょう。
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