中古車の修復歴を確認する方法1 整備記録
参考記事:中古車の修復歴車とは?
修復歴は車検証に記載する項目や記載義務がありません。
車の書類関係で修復歴が記載されるのは整備手帳です。
しかしながらこちらも記載義務がなく、整備手帳が残っていない場合もあります。
整備手帳が乗っていて、修理履歴が記載されていれば修理の状態が解りますが、整備手帳に記載が無いからといって修復歴が無いとは言えないのが現状です。
修理した工場によっては車体番号と修理利益を記録している場合があります。
しかしこの情報は一般き開示されていないので、購入時の目安にすることは難しいと言えます。
中古車の修復歴を確認する方法2 実車の確認
車の整備に詳しい方であれば、ボンネットの中の溶接痕や車の下を確認する事で解る場合もありますが、車の知識が乏しいと判別するのは不可能でしょう。
中古車の修復歴を確認する方法3 第三者機関
有償になりますが第三者期間の日本自動車査定協会で「車両状態確認証明書」の発行を受ける事も出来ます。
車両状態確認証明書について
車両の状態について公正な見解が必要なとき、第三者機関として修復歴の有無等を点検し、「車両状態確認証明書」を発行
所有していない車の検査は受け付けてもらえませんので購入前に確認してもらうのは難しいと言えます。
まとめ
修復歴については「表示する」義務がありますが、修復歴の記録義務がないため、現物での判断となってしまいます。意図的に表示しない場合、修復歴が判別出来ない場合もありますので、必ずしも表示されている訳ではないと考えた方が良いでしょう。
最終的には、「修復歴車を表示する」「修復歴を見抜く目を持っている」信頼出来るお店で購入するのが一番安心だと考えます。
参考記事:中古車の購入 修復歴車を避ける本当の理由