購入した中古車に気になるところがある。
買ったお店で相談すると問題無いと言われるけど…..
中古車は基本的に誰かが一定期間使用していた車です。
エンジン、足回りも使用されていた期間分は消耗しているのが当たり前です。
深刻な問題ではないものの「なんだか気になる」という部分があっても不思議はありません。
中古車を別のお店で点検してもらう
もしかして、問題のある車を買ってしまったのだろうかと不安になる事もあるでしょう。
あら探しをしてクレームをつけようという意図はないけれど、長く乗って行く上で問題が出そうな部分はあらかじめ知っておきたいという場合もあるでしょう。
気にしないと言う選択ももちろんあります。しかし、一旦、気になり出すとモヤモヤするものです。購入した中古車に初期保証がある場合は、出来れば保証期間内に解決出来れば余計な費用がかかりません。
解決方法は「中古車を別のお店で点検してもらう」事です。言わば車のセカンドオピニオンです。この時に気をつけておきたいポイントがあります。
おススメは新車ディーラー
点検を受ける先はそのメーカーの新車ディーラーがおススメです。
出来れば大きな店舗で営業とサービスが独立しているところがベターです。
理由:中古車店を納得させないといけない
万が一、不要個所や異常が見つかった場合、それを中古車店に納得させないといけません。
出来るだけ中立の立場を選ぶ必要があります。
民間の車検工場やライバル店の点検より自動車メーカーとしての点検の方が公平性が高くなります。
営業とサービスが独立しているところだと、営業を通さずに純粋に点検を受けられるのでその方が話がスムースです。
お金を払って点検を受ける事
点検はお金を払って受ける必要があります。
「中古車を買ったんですが、エンジンが気になってちょっと診てもらえますか?」
あわよくば無料で異常を見つけてもらえればラッキーとばかり、車を持ち込む人が少なくありません。点検はあくまで仕事として依頼しましょう。そうしないと点検結果に責任を持ってもらう事は出来ません。
受ける点検の種類は、気になる部分をピンポイントに点検してもらっても良いでしょうし、購入した中古車の新車登録日や車検日に合わせて全体を点検してもらう方法もあります。但し、後者の場合は気になる部分が含まれる点検を受けて下さい。そうでないと意味がありません。
点検を受ける前に購入店に相談するべきか
購入したお店との信頼関係にも関わりますので、一概には言えません。
実際に車を売った側からすれば、他店に点検や整備に出されるのは、気分の良い物ではありません。
しかしながら購入した車は(車検証の名義は別として)あなたの所有物です。
どこで整備を受けるかは所有者の自由です。
誰かに遠慮して、我慢を続けるよりは早い段階でスッキリさせる方がいいでしょう。
実際に中古車を新車ディーラーに点検に出す事自体はそう珍しい事ではありません。
新車ディーラーも仕事ですから喜んでやってくれます。
中古車店側も点検や整備に自信があるお店は他店での整備は気にしません。特に新車ディーラーだとまず問題になりません。
管理人も過去に購入した中古車で気になる点があり、ディーラーで点検を受けました。
その後、保証に関係する内容でしたので購入店に修理を依頼しました。
大手中古車店で購入でしたが、特に嫌な顔はされませんでした。
リコールやコンピューターのリセットなど新車ディーラーでしか出来ない整備もありますし、キチンと整備していればどこに点検に出されても困らないはずです。
他店や新車ディーラーに持ち込まれては困るというお店は逆に要注意とも考えられます。