中古車展示場の中古車は整備済み?
中古車展示場に並んでいる中古車。
ピカピカに磨き上げられて、よく手入れされている印象を受けるかもしれません。
しかし、実際には、エンジン、エアコン、電装系など展示場でチェックする部分以外は整備されていません。
走行するための整備は売れてからするのが一般的です。
多くの中古車店では試乗が出来ません。
展示場で動かす部分だけ整備してお客様が購入してから走る為の整備をする方が効率的です。
整備もコストがかかりますから、万が一売れずに業務用オークションで売買するとなった場合、整備にかけたコストが無駄になります。
もちろん、完全に整備してから中古車として並べるお店もあります。
そういうお店は品物に責任をもつ姿勢がある良心的だと思います。見つけたら贔屓にして下さい。
実際の整備はいつ行う
ほとんどの中古車店では売買契約が成立してから整備を始めます。
実際に車をお客様に引き渡せるまで車庫証明、登録手続きで1週間〜10日日数がかかりますのでその間に整備をしてしまいます。
多くの場合はこの期間で整備が終るのですが、中には整備中に部品交換の必要が発生する場合もあります。
すぐに手に入る部品であれば良いのですが、特殊な物だと日数がかかる場合もあります。
中古車販売店も納車までは余裕をみているものですが、こういった理由で納車スケジュールが延期になる事も少なからずあるようです。
車を買った中古車販売店に下取りに出す場合は、それまで今の車を使えば良いのですが、車検の都合や他店に買取に出している場合は納車スケジュールの遅れは困りますね。
中古車販売店側の都合で納車が遅れる場合は、その旨を伝えて代車などの手配をお願いしてみましょう。
納車スケジュールを守れないのは販売店側ですから、お願いしてみて損はないと思います。