中古車店の金利は8.5%が相場
テレビのCMなどでご存知でしょう。
3%は当たり前、時には1%などビックリするような低金利をPRする新車ディーラー。
一方、中古車店の自動車ローン金利は8〜10%(相場は8.5%)
金利だけみると8-10倍ですからビックリしますね。
一般的に中古車店の金利は高い傾向にあります。
世間が低金利時代なので余計に目立ちます。
何故、中古車店の金利が高いのか?
なぜ新車ディーラーは金利が安く、中古車ディーラーは金利が高いのか?
最も大きな理由は….
- 車を売る事で利益が出る新車ディーラー
- 手数料から利益を取る中古車ディーラー
であると言う事です。
新車ビジネスは車を売る事で利益が出る構造になっています。
そうなるように価格が決められています。
ところが中古車は仕入れも販売価格も一台一台違います。
安定した利益はやはり販売時の手数料なのです。
高い金利のローンは販売店にもマージン(仲介手数料)が発生します
これも中古車店の大切な収入源なのです。
金利の高いローンは利用者にとってはデメリットですが、金利の低いローンより審査が緩いという特徴もあります。
参考記事:中古車 購入 中古車店によってローン審査が厳しい、緩いはあるのか?
銀行系オートローンの検討
中古車といえど高価な買物です。
新車ディーラーのオートローンと比べると金利負担は倍以上になります。
やはり考えてしまいますね。
選択肢は他にもあります。
ご存知ない方も多いのですが銀行系のオートローンは新車購入だけでなく中古車の購入にも利用が可能です。(車検や免許取得にも使えます。)
オートローンに比べ、手続きが面倒だったり、審査に時間がかかったりしますが、金利は3%以下と新車ローン並に低金利です。
長期ローンを組む場合は、銀行系のオートローンも検討することをおススメします。
関連記事:銀行系自動車ローンは中古車でも使える?
高金利ローンは短期返済が基本
年齢や収入によっては銀行系オートローンの利用が難しい場合もあるでしょう。
金利が高くても販売店のオートローンしか選択肢がない場合のアドバイスです。
高い金利で長期間ローンを組むと分割手数料だけで数十万になることもあります。
せっかくいい中古車を安く買ったのに総支払額を見ると新車買うのと大差がないなんて本末転倒な事にもなりかねません。
金利の高いローンは短期返済が賢い使い方です。
下の表は借り入れ額200万円 金利8%での試算です。
毎月の返済額 | 総支払額 | 金利負担 | |
60回均等払い | 40,522円 | 2,444,511円 | 444,511円 |
48回均等払い | 48,825円 | 2,354,987円 | 354,987円 |
36回均等払い | 62,672円 | 2,267,569円 | 267,569円 |
同じ借入額、同じ金利でも返済の方法でこれだけ差がつきます。
頭金を多めに入れて借入額を減らす、ボーナス返済額を増やして借り入れを早く減らすなども有効です。
今乗っている車を高く売る工夫も大切
乗換の場合、借入額は以下のようになるはずです。
ローンの金利は変えられませんが、借入額を減らす方法は他にもあります。
次の車を購入するお店に下取りしてもらうより、中古車買取業者に買取してもらう方が高く売れるというのをご存知でしょうか?
下取りから買取に変えるだけで5万〜10万程度差がつく事は珍しくありません。
今乗っている車が高く売れると、借入額が減ります。
頭金を沢山入れるのと同じ効果がありますので、金利も下がり月々の負担も総支払額も少なくなります。
買取査定は複数の業者に依頼して、一番高い値段をつけてくれたお店に売るだけのシンプルな方法ですが、買取業者間で競合が発生するので下取りより高値で買取ってもらえる事が期待出来ます。
管理人もローンで車を買う派です。
乗換時は負担を減らすため買取査定で少しでも高く売る努力をしています。
おススメは「かんたん車査定ガイド」です。
自動車の情報と連絡先を入力するだけで、実際の買取額に基づく概算価格と最大10社の中古車買取店への査定依頼が一度で出来ます。査定に来てくれるのも大手買取業者ばかりですから安心です。
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